平成12年7月1日

核医学検査室責任者 殿
RI検査室責任者    殿

社団法人 日本アイソトープ協会
常務理事 永井 輝夫
日本放射性医薬品協会
会長 中村日出彦

放射性医薬品の梱包材料の廃棄に伴う措置について(お願い)

 

謹啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

平素は放射性医薬品のご使用に際しまして格別のご高配を賜り厚くお礼申し上げます。

 さて、このたび、ある医療機関において放射性医薬品の輸送に使用されたダンボール箱を産業廃棄物として廃棄する際に、放射能標識を貼ったまま産廃業者に引き渡したことが原因で、新聞(地方版)に報道される事例がございました。

 関係各位におかれましては、かねてより、放射性医薬品の梱包材料(ダンボール箱、ペール缶)の廃棄につきましては、種々ご配慮いただいているところではございますが、上記事例のような誤解が生じないよう、従前より適宜ご措置いただいておりますとおり、廃棄の際には放射能標識をはがすなどの適切なご措置をお願い申し上げる次第でございます。

 皆様におかれましては、事情ご賢察の上、今後ともご協力を賜りますよう重ねてお願い申し上げます。

謹白