お知らせ
- 核医学検査を受けられる患者さんに説明する文書例について -
理事長 渡邉 浩
放射線管理・防護に関する調査検討委員会 木田 哲生
近年、公共施設や商業施設のトイレに設置されている炎検知器が、放射性医薬品を投与された患者さんによって誤作動しアラームが鳴るなどの事例が報告されています。加えて、現在の放射線不安の中、一般市民が所持する放射線検出器に反応する事例も発生しています。
本年5月、日本核医学会は、本学会に先立って核医学検査を受けられる患者さんがこのような事例に遭遇されたとき不必要な不安を持たれないようにするため、事前説明用に「放射性医薬品を投与された患者さんへの説明文書サンプル」をホームページに掲載しました。
本学会としても核医学検査を受けられる患者さんご自身がその当事者になられた場合の情報提示は必要と考え、日本核医学会と調整をしておりました。
今回、その文書例を共有する許諾を得ることができましたので本学会ホームページ上においても公開することになりました。
内容については、患者さんの遭遇される場面や半減期を考慮した説明内容を施設内で検討され、必要に応じて本サンプルを編集して、患者さんへの説明にご活用ください。