お知らせ

日本核医学技術学会会員各位ならびに関係者各位
日本核医学技術学会 学会長 小堺加智夫

厚生労働省HPに「陽電子放射線断層装置による検査(PET検査)に関する医療法施行規則の一部を改正する省令(案)等に対する意見募集について」
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=495040032
が掲載されております。
日本核医学技術学会理事会としましても準備をすすめておりますが、個人の意見が大事で、パブリックコメントの数は多いほど良いと思われます。一人でも多くの方々からのご意見が、この改正案の改訂に繋がると思います。
核医学臨床現場の皆様のお考え、ご意見をよろしくお願い致します。
特に既存の核医学検査施設においてハイブリッドカメラを利用してのPET検査をお考えの施設や、今後既存核医学施設へのハイブリッドカメラ装置導入に関しては「操作室を別に設ける」「患者さんの待機室の設置」等、PET検査専門施設を基準にしての規則を設定されますと、現状の施設ではPET検査が実際には不可能となる可能性が高いと考えられます。
勿論 PET検査件数によっては遮へいの問題や術者被ばく、患者さんによる一般公衆被ばく等配慮がなされなければならない大きな問題であると思います。
しかし、ハイブリッドカメラ装置を用い一日に1件〜2件を予定される場合には、それらの危険性(被ばく線量)は非常に低いものと考えれらます。
むしろ、PET検査の有効性の検証や社会や臨床現場からのPET検査へのニーズへの対応、ハイブリッドカメラによる検査の有効性の検証等には先ずPET検査の普及が先決ではないかと考えます。
特にハイブリッドカメラをお持ちの施設は一人でも多くの皆様のご意見をお寄せ頂きたくお願いします。
尚 意見募集の締め切りは7月28日です。
以上 取り急ぎお知らせいたします。

         広報担当理事:木下